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チョコレートバー「KAD KOKOA」で出会う タイ産カカオ豆の奥深きチョコレートの世界

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チェンマイの土地に恋し、カカオを作ることに決めた

BTSチョンノンシー駅から徒歩で約15分。ナラティワートソイ17の閑静な環境の中に位置するチョコレートバー&カフェ「KAD KOKOA(ガド ココア)」。味わいあるシャビーシックな木の扉を開けて中へ入ると、大きな窓からは明るい光が燦々と差し込む素敵なカフェが広がっていました。昨年6月にオープンしたばかりのこちらは、タイ国内4ヶ所で栽培されたオーガニックのカカオ豆を使ったチョコレートを製造する小さなファクトリーが併設されたチョコレートバー&カフェです。

ナラティワートソイ17の閑静な住宅地の中にお店はあります
kad kokoa内観
店内はチェンマイの古民家を思わせる佇まいとモダンな家具とのバランスが素敵

「KAD KOKOA」は、もともと弁護士だったオーナーのパニティさんとヌッタヤーさん夫婦が、チェンマイの丘陵地を購入したことからスタート。

「私たちはバイクで旅行をするのが好きだったのですが、チェンマイの美しい大地に恋してしまいました。そして、私たちはその土地でカカオを育てることにしたんです」と、話してくれたのは奥様のヌッタヤーさん。

夫妻はタイでシングルオリジンのチョコレートを作るため、カカオの生産について、豆のグレーディング(等級)について、チョコレートの製造についてなど、チョコレートを作るためにまつわる全てのことを、ハワイとサンフランシスコにてみっちり学んだのだそうです。

カカオ農園
チェンマイのカカオ農園にて。左端がヌッタヤーさん
カカオの木
同じく農園にてカカオをチェックするパニティさん(写真右)。左側はカフェメニューの監修を行うパティスリーシェフのレミー氏


タイ国内4か所で採れたカカオを使ったシングルオリジンのチョコレート

チョコレートの原料となるカカオ豆が育つのは、赤道をはさんで北緯20度から南緯20度までの“カカオベルト”と呼ばれる高温多湿な熱帯地域のみ。ガーナやエクアドルなどの中南米やアフリカが主な産地として有名ですが、実は東南アジアでも栽培されています。今のところタイでの生産量は世界全体の総生産量のわずか0.02%に留まっていますが、「私たちはタイのカカオ豆を使ったチョコレートのおいしさを世界中に広めていくことで生産者たちをサポートし、自然も守ることができると考えています」(ヌッタヤーさん)と、サスティナブルな視点で活動をしていると、教えてくれました。

「KAD KOKOA」で取り扱っているカカオ豆の産地は、チェンマイ、チャンタブリー、プラチュアップキリカン、チュンポンの4ヶ所。ファクトリーの中にあるギフトショップでは、各産地のカカオ豆を使ったチョコレートを味見することができます。まず、チョコレート品評会の最高峰「インターナショナルチョコレートアワード」のアジア太平洋地区大会で銅賞を受賞したチェンマイ産から試してみました。フルーティーな香りの中に強めの酸味を感じるお味。

続いて「誰もが思い浮かべるチョコレートらしい味ならコレ。ポッキーのチョコレートみたいな味だから僕たちは“ポッキー”って呼んでるよ(笑)」(パニティさん)と、紹介してくれたのはチュンポン産。こちらは酸味は全く感じない、濃厚なココアのようなフレーバーでした。

タイ中部の都市・チャンタブリー産を試してみると、こちらは焦がしキャラメルのような濃厚な風味とフルーティーな香りの中に程よい酸味がブレンドされた、バランスの取れた味だと感じました。

南下するごとに酸味が弱くなるというのは、なんとも不思議! ひと言にカカオ豆といっても産地によってこんなにも味が違うとは、コーヒー同様、チョコレートの世界はとても奥が深いもののようです。

チョコレート4種
工房のギフトショップではタイ国内のカカオを使ったシングルオリジンのチョコレートの味見が可能。取材時はレギュラーの4ヶ所に加え、限定で登場中のタイ北部の県・ナーン産も試食できました
CHOCOLATE AWARDS
チェンマイ産カカオのチョコレートは、チョコレート品評会の最高峰「インターナショナルチョコレートアワード」のアジア太平洋地区大会で銅賞を受賞


三ツ星レストランで経験を積んだシェフが監修する絶品チョコレートスイーツ

カフェでは、フランスのミシュラン三つ星レストラン「ポール・ボキューズ」「オーベルジュ・ド・リル」や「マンダリンオリエンタル」などでエグゼグティブ・ペストリーシェフを務めたレミー・ジャニコット氏監修による絶品のスイーツがいただけます。

まず、ぜひオーダーしてほしいのはチョコレートドリンク。チョコレート本来のリッチな味わいや豊かな香りを楽しみたいなら、日替わりのシングルオリジンのチョコレートで作る「スペシャリティチョコレート」(105バーツ〜)がオススメです。そしてもうひとつ、ハウスブレンドのチョコレートを使い、「スペシャリティチョコレートをさらにクリーミーでリッチに仕上げたドリンクがダークチョコレート」(160バーツ)。お好みでセレクトを。

スイーツのシグネーチャーメニューは「ソルテッド・キャラメル・タマリンド」(160バーツ)。こちらは、プラチュアップキリカンのシングルオリジンチョコレートを使ったケーキで、ほんのり塩味の効いたクリーミーなキャラメルクリームの中に甘酸っぱいタマリンドを忍ばせた、素晴らしい味のハーモニーを奏でる逸品です。

「ホームメイド シングルオリジン チョコレートアイスクリーム」(120)バーツもシグネーチャーのひとつ。すっきりした甘さと程よい酸味が絶妙な、後を引くおいしさが特徴です。

ホットチョコレート
ヘーゼルナッツの香ばしい風味がたまらない「ヘーゼルナッツダークチョコレート」(160バーツ/写真左)と、ハウスブレンドチョコレートを使用したとっても濃厚な「ダークチョコレート」(160バーツ/写真右)。浮かんでいるマシュマロも店内で手作り
塩キャラメルケーキ
プラチュアップキリカン産チョコレートの上品な甘さと甘酸っぱいタマリンド入りの塩キャラメルクリームが絶妙なバランス。「ソルテッドキャラメルタマリンド」(165バーツ)
アイスクリーム
ほのかに酸味を感じるすっきりした味わいが魅力の「ホームメードシングルオリジンチョコレートアイスクリーム」(120バーツ)。写真はカカオニブと、タイのお菓子カノムピン味のアイスクリーム

タイ産カカオのチョコレートはお土産にぴったり

タイ産カカオのチョコレートをたっぷり堪能したら、ファクトリー内のギフトショップでお気に入りのチョコレートをお土産に持ち帰りましょう。タイらしい紋様をモダンに仕立てたパッケージもとってもおしゃれで、大切な方へのギフトや、日本へ一時帰国する際のお土産としてもぴったり。今までありそうでなかった個性豊かな味わいのタイ産カカオ豆のチョコレートは、きっと贈られた人にも喜んでもらえること間違いなしです。

タイ産カカオのポテンシャルを強く感じさせてくれる「KAD KOKOA」、ぜひ足を運んでみてください。

チョコレートパッケージ
シングルオリジンのチョコレートはチェンマイ産が290バーツ、その他の地域は260バーツ。「ソルテッドキャラメル」「ヘーゼルナッツ」「カカオニブ」などの限定チョコレートもあり
ギフトセット
4パックで1050バーツ。大切な方へのギフトにもぴったり
 KAD KOKOA
TEL083-684-3921
住所1076 Narathiwat 17,Sathorn,Bangkok
営業時間10:00〜19:00
定休日なし
URLhttps://www.facebook.com/kadkokoathailand/
http://www.kadkokoa.co/

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